作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 杭状・壁状配置併用型地盤改良工法(コラムリンク工法)の開発について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第59回地盤工学シンポジウム |
誌名 | 第59回地盤工学シンポジウム |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2014/11/27 ~ 2014/11/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 近藤益央 |
宮武裕昭 |
抄録 |
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家屋等の近接している場所で軟弱地盤上に道路盛土を構築する場合、盛土沈下に伴う側方流動や引き込み沈下により周辺地盤での変形が懸念され、そのため家屋等への影響を考慮して周辺地盤に対しても変形抑制が求められる。このような場合、盛土直下全面を改良する工法や、盛土法尻部を集中的に高改良率で改良する工法等が採用されることが多い。しかしこれらの工法は、変形抑制効果が高いがコスト高になる、コストを低減できるが法尻部の側方変形が十分に抑えられないなどの課題があった。 そこで外部杭、側部壁、内部杭といった改良体を低改良率かつ機能的に配置し、経済性と周辺地盤への影響の抑制を両立した杭状・壁状配置併用型地盤改良工法(コラムリンク工法)の開発を行った。本報告では、遠心力載荷模型実験による本工法の効果を紹介するとともに、熊本宇土道路で実施した本工法の試験盛土区間における動態観測結果について報告するものである。 |