作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | RTK-GPSを用いた吉野ヶ里遺跡周辺のGPR探査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第130回(平成26年度春季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 130 |
発表年月日 | 2014/05/28 ~ 2014/05/30 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ | 青池 邦夫 |
地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
抄録 |
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GPRで詳細な地下構造を可視化するためには、アンテナの位置を高精度に計測することが必要不可欠である。アンテナの位置を計測する方法の一つとしてRTK-GPSが利用できる。著者らは佐賀県の吉野ヶ里歴史公園とその周辺でRTK-GPSを用いたGPR探査を遺跡調査に適用した。遺跡の発掘調査はほぼ終了し、現在、公園としての整備が進んでいるが、これまで調査の行われていない道路の直下で数か所の深いアノマリを検出した。アンテナの位置を高精度に決めたことでアノマリの空間分布がイメージングできた。これらアノマリは未発見の弥生時代の遺物の可能性が考えられる。アノマリができる地下構造を特定するため、さらに調査や詳細な解析を継続する予定である。 |