作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 道路維持管理のためのRTK-GNSS高精度移動体測位を活用した3D-GPR探査 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第25回非開削技術研究発表会 |
誌名 | 非開削技術研究発表会論文集 |
巻・号・回 | 25 |
発表年月日 | 2014/11/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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地質・地盤研究グループ | 青池 邦夫 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 藤田 智弘 |
地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
抄録 |
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国土地理院により公開されている電子基準点の観測データは,従来のGPSに加え,2013年5月からGLONASSにも対応し,補正情報を利用したネットワーク型RTK測量では測位精度のFIX率が改善している.著者らはカート型のGPR探査機に10Hz出力のRTK-GNSSを取り付け,路面下空洞調査や,変状した道路盛土の調査に適用し,GPR波形トレースに補間した RTK-FIX解の位置情報を与えて解析することによって,地下の3次元的な境界面のイメージングを行った.その結果,空洞の空間分布や舗装境界面の3次元的な分布をよく把握することができ,道路維持管理のための点検・診断に有効であることがわかった.今後はGNSSアンテナの取り付け治具の製作や航跡管理のモニターの開発,地表面の傾斜によるGNSSアンテナの位置の補正処理等を行い,だれでも簡単に測定・解析ができるRTK-GNSSとGPRを組み合わせたシステムの開発を目指している. |