作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 混和材を用いたコンクリートのクリープ・収縮に関する実験的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | プレストレストコンクリート |
巻・号・回 | Vol.56, No.3 |
発表年月日 | 2014/05/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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基礎材料チーム | 中村英佑 |
基礎材料チーム | 石井豪 |
(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会 | 鈴木雅博 |
基礎材料チーム | 渡辺博志 |
抄録 |
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(独)土木研究所と(一社)プレストレスト・コンクリート建設業協会は,高炉スラグ微粉末あるいはフライアッシュを用いたプレストレストコンクリート構造物の設計・施工方法を提案することを目的として共同研究「低炭素型セメント結合材の利用技術に関する研究」を設置し,この一環として早強ポルトランドセメントの一部を各混和材で置換したコンクリートのクリープ・収縮特性を明らかにするための実験を行っている。実験の結果,混和材を用いた供試体のクリープ係数は早強ポルトランドセメント単味の供試体と同程度かこれよりも小さくなる傾向にあることが分かった。また,乾燥収縮に起因するひずみは混和材を用いた供試体で小さくなったが,自己収縮に起因するひずみは高炉スラグ微粉末を用いた供試体で大きく,打込み後の水和発熱によるコンクリートの温度履歴の影響を受けやすいことなどが明らかとなった。 |