国立研究開発法人土木研究所

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発表 正負交番載荷実験によるアーチカルバートの地震時限界性能に関する検討

作成年度 2014 年度
論文名 正負交番載荷実験によるアーチカルバートの地震時限界性能に関する検討
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第69回年次学術講演会
誌名 土木学会第69回年次学術講演会講演概要集
巻・号・回 I-205
発表年月日 2014/09/10 ~ 2014/09/12
所属研究室/機関名 著者名(英名)
橋梁構造研究グループ藤原 慎八
橋梁構造研究グループ篠原 聖二
国総研西田 秀明
橋梁構造研究グループ石田 雅博
抄録
アーチカルバートの性能評価手法の確立の一環として,模型供試体を用いた正負交番繰返し載荷実験を行い,その結果として以下の知見を得た.(1)正負交番載荷に伴い側壁基部,アーチ肩部の順に主鉄筋が降伏し,側壁基部の塑性化の進行によって断面力分布が変化し,アーチ肩部の断面力が増大したものと考えられ,これによりアーチ肩部での曲げ損傷が進み,アーチ肩部でのせん断破壊による終局状態となった.(2)終局状態における変形が,側壁が内側に倒れこみ内空を押し上げる変形となったことで,終局状態に達した後も上載荷重が保持されていた.
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