作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 橋に及ぼす津波の影響とその軽減技術に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 建設物価 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2015/02/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 星隈順一 |
中尾尚史 |
抄録 |
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2011年東北地方太平洋沖地震により発生した津波により,上部構造が流出する等の被害が発生した1).上部構造が流出した橋の中には,その橋の架橋条件によっては応急的な措置による迂回路の仮設も難しく,緊急輸送路としての機能が速やかに回復できなかった事例もあった.我が国では,東海・東南海・南海地震を始めとする大規模な海洋性地震並びに地震に伴う津波の発生の切迫性が指摘されており,このような大規模災害発生時においても,避難路・緊急輸送道路として道路ネットワークの機能を早期に確保することが喫緊の課題となっている.本報告では,津波による橋の挙動メカニズムを解明し,そこから得られた知見を基にした橋に及ぼす津波の影響を軽減する方法について,これまでに土木研究所で実施してきた研究成果を紹介する. |