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論文投稿 中空断面RC橋脚の断面条件が地震時破壊特性と変形能に及ぼす影響

作成年度 2014 年度
論文名 中空断面RC橋脚の断面条件が地震時破壊特性と変形能に及ぼす影響
論文名(和訳)
論文副題
発表会
誌名 土木学会第69回年次学術講演会講演概要集
巻・号・回 I-286
発表年月日 2014/09/01
所属研究室/機関名 著者名(英名)
橋梁構造研究グループ篠原聖二
橋梁構造研究グループ末崎将司
橋梁構造研究グループ堺淳一
星隈順一
抄録
塑性ヒンジ区間に中空断面を有するRC 橋脚は,既往の正負交番繰り返し載荷実験1)により,壁厚が薄く,軸圧縮応力が大きく,かつ軸方向鉄筋が負担する力の割合が大きい条件の場合,曲げの作用を受けた際に圧縮力を負担する壁部のコンクリートの圧縮破壊によって軸耐荷力を失うという致命的な損傷が生じる場合があること,中空断面の内面の損傷の方が外周面の損傷よりも大きい場合があることが明らかになっている.本検討では,既往の実験で対象とした中空断面を有するRC 橋脚の構造条件1)を基に,その地震時破壊特性と変形能の改善を図る試みとして,軸圧縮応力および軸方向鉄筋比を低減させた場合,並びに,内面かぶりコンクリートを増し厚した場合を検討することとし,これらの効果を検証するために,模型供試体を用いた正負交番繰り返し載荷実験を行った.
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