作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 能生大橋 -塩害環境下における耐震補強部材の耐荷性能の検証- |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 橋梁と基礎 |
巻・号・回 | Vol.48 |
発表年月日 | 2014/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 星隈順一 |
橋梁構造研究グループ | 篠原聖二 |
榎本武雄 |
抄録 |
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塩害環境下にある橋梁においては、塩害によって鉄筋コンクリート部材の耐荷力が低下する可能性があり、耐震補強された部材でも、そのような塩害の影響が耐震補強効果を低下させる直接的要因となることが懸念される。本稿では、(独)土木研究所CAESARで実施している撤去部材を用いた臨床研究事例に関する講座の第7回目として、厳しい塩害環境にある地域に存在し、過去に耐震補強が実施されている実物の橋梁の耐震補強部材を対象として、経年における耐震補効果を臨床実験的に検証した事例を紹介する。なお、本橋の上部構造については、その撤去部材を活用して、劣化損傷が顕在化した既設橋梁の健全度評価に関する研究が土木研究所CAESARにおいて別途行われているので参考にされたい。 |