作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 面外ガセットを有する鋼桁ウェブの移動荷重による応力変動 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第69回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会第69回年次学術講演会講演概要集 |
巻・号・回 | I-483 |
発表年月日 | 2014/09/10 ~ 2014/09/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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法政大学大学院 | 松井喜昭 |
法政大学 | 森猛 |
橋梁構造研究グループ | 村越潤 |
橋梁構造研究グループ | 平野秀一 |
抄録 |
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疲労き裂の発生が報告されている桁型式橋梁の主桁・横桁交差部の主桁ウェブは,面外ガセット継手にモデル化される。この位置には曲げモーメントによる直応力とせん断力によるせん断応力が生じる。このような場合の疲労強度評価は曲げモーメントによる直応力ではなく主応力を用いて行われる。疲労き裂は主応力と直角な方向に発生・進展することが知られている。この部位には組合せ応力という応力場の特徴に加えて,その直上を車両が走行した際にせん断応力の向きが反転するため,主応力の方向が変化するという特徴もある。このような状態での疲労き裂の発生・進展性状や疲労強度評価法は未だ明らかになっていない。本研究では,主応力方向が変化する応力場での疲労強度評価法を確立するために不可欠な移動荷重によるI鋼桁ウェブのガセット継手部の応力性状を明らかにすることを目的として,面外ガセットを有する桁試験体を用いて移動荷重下で応力測定試験を行うとともに,それを対象とした有限要素応力解析を行う。 |