作成年度 | 2014 年度 |
---|---|
論文名 | フィルダム天端提体内部に設置するGPS アンテナの変位計測性能実験とダム外部変形計測の適用性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集F3(土木情報学) |
巻・号・回 | Vol.70,No.1 |
発表年月日 | 2014/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
水工研究グループ水工構造物チーム | 小堀俊秀 |
一般財団法人ダム技術センター | 山口嘉一 |
国際航業株式会社 | 岩崎智治 |
山口大学 | 清水則一 |
山口大学 | 中島伸一郎 |
抄録 |
---|
ダムの安全管理において,変位計測は重要な測定項目であり,すべてのダムで実施しなければならない.筆者らは,緊急時の対応や長期的な人的労力とコストの観点から,フィルダムへGPSを用いた変位の自動連続計測の導入を進めている.GPSを適用する際の課題として,天端におけるGPSアンテナの設置方法が挙げられる.これまで天端道路を通行する管理車両等の障害とならないよう,歩道や欄干にGPSアンテナを設置したが,管理に必要なコアの変位を正確に計測することが困難であった.本研究では,この問題を解決するため,天端のマンホール内にGPSアンテナを設置しコアの変位を直接的に計測することを提案する.また,実用化に向けての課題を検討し,実際のダム計測に適用してその妥当性を検証する. |