作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 堤体密度に着目した堤体液状化に関する遠心模型実験(その1)堤体密度と地震時残留変形量の関係 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第49回地盤工学研究発表会 |
誌名 | 第49回地盤工学研究発表会講演概要集 |
巻・号・回 | 第49回 |
発表年月日 | 2014/07/15 ~ 2014/07/17 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動 | 谷本俊輔 |
土質・振動 | 荒木裕行 |
土質・振動 | 石原雅規 |
土質・振動 | 佐々木哲也 |
抄録 |
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軟弱粘性土地盤上における堤体盛土底部に形成された飽和層の液状化(堤体液状化)についてはメカニズムの解明と対策技術の確立が求められている.本稿では堤体液状化に関する遠心模型実験を実施し,堤体密度と加振結果の関係について報告する.Dcを90%で作製した堤体の加振直前における堤体内密度分布を測定した結果,粘土地盤の圧密沈下に伴い底部でDcが3%程度減少していた.Dcが85%および90%の堤体を対象に同程度の飽和層厚を堤体内に形成して加振すると,90%のケースは85%のケースに比べて天端沈下量が半減し,縦断クラックも大幅に減少した.また、圧密沈下に伴う密度の低下が堤体液状化に伴う変形に与える影響が大きいことを明らかにした. |