作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 東日本大震災による河川堤防の液状化被害に及ぼす液状化層の深度の影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第59回地盤工学シンポジウム |
誌名 | 第59回地盤工学シンポジウム |
巻・号・回 | 第58回 |
発表年月日 | 2014/11/27 ~ 2014/11/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土質・振動 | 石原雅規 |
土質・振動 | 川口剛 |
土質・振動 | 谷本俊輔 |
土質・振動 | 佐々木哲也 |
抄録 |
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東日本大震災においては多くの河川堤防が堤体や基礎地盤の液状化により被害を受けた。被災した堤防の形状と堤体や基礎地盤の液状化層の分布を比較すると,浅い液状化層がより大きな影響を及ぼしていることが推定される。例えば,阿武隈川右岸32.9k付近小斉地区の堤防の被災は堤体自体の液状化による被災であると推定される箇所であるが,被災箇所のボーリング結果を用いて液状化判定を行うと基礎地盤の厚さ約5mの粘性土層の下の砂層や砂礫層も液状化すると判定される。これより,液状化判定による評価が同じであっても,深度によって堤防の沈下に及ぼす影響は大きく異なる可能性が考えられる。そこで,東日本大震災で代表的な被災箇所の天端付近のボーリング調査結果を用いた液状化判定と沈下量を比較・分析したところ,盛土底面から2~4m深い層より上部の液状化層が沈下に大きな影響を及ぼしていることを示唆する結果が得られた。 |