作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 防水型トンネルにおける排水-非排水境界部周辺の水理挙動に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第49回地盤工学研究発表会 |
誌名 | 第49回地盤工学研究発表会 |
巻・号・回 | CD-ROM |
発表年月日 | 2014/07/15 ~ 2014/07/17 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 淡路 動太 |
トンネルチーム | 砂金 伸治 |
トンネルチーム | 日下 敦 |
トンネルチーム | 河田 皓介 |
国総研 | 真下 英人 |
抄録 |
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山岳トンネルは一般に排水構造であるが,トンネル内への導水を許さない非排水構造をもった防水型トンネルを採用することで,供用中のトンネル周辺における地下水位低下の影響を低減する事例が増加している。排水構造をもつトンネル覆工では一般的に水圧の作用が考慮されることは無いが,非排水構造を持つ防水型トンネルでは覆工背面で地下水位が上昇し,静水圧相当の荷重が作用するため,地下水圧の作用を考慮したトンネル覆工の設計が行われている。防水型トンネルの中には保全対象地域の地下水位を確保するために,トンネル延長上の一部を非排水区間とし,残りを排水区間とすることがある。しかし,排水―非排水境界部周辺の水理挙動は複雑になり,この部位の水理挙動が防水型トンネルの安全性や機能性に与える影響を正確に理解することが必要である。以上を踏まえ,本研究では,単層地山中に排水区間と非排水区間を持つトンネルを模擬した3 次元浸透流解析を行い,防水型トンネルの排水―非排水境界部周辺の水理挙動について考察を行った。 |