作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 地層境界に位置する山岳トンネルの模型振動実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | トンネル工学研究発表会 |
誌名 | トンネル工学報告集第24巻 |
巻・号・回 | CD-ROM |
発表年月日 | 2014/12/04 ~ 2014/12/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 河田 皓介 |
トンネルチーム | 日下 敦 |
トンネルチーム | 砂金 伸治 |
国総研 | 真下 英人 |
抄録 |
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山岳トンネルは主として岩盤中に構築されるため,地震による被害を受けにくい構造物とされている.しかし,剛性の大きく異なる地層の境界部にトンネルが位置する場合は地震の被害を受ける可能性が高いことは経験的に知られているものの,地震時における動的な挙動に関する知見は非常に少ないのが現状である.本研究では,このような条件の中でも特に被害発生の可能性が高いと考えられる,トンネル上半地山が軟質である場合について,地震時のトンネルの動的挙動を模型振動実験により検討した.実験の結果から,剛性の大きく異なる地層の境界部に位置するトンネルに地震動が作用した場合は,剛性の異なる境界部において覆工に比較的大きなひずみが発生するとともに,覆工の破壊が生じる可能性があること等が明らかとなった. |