作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 無導坑の超近接トンネルの掘削時挙動に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | トンネル工学研究発表会 |
誌名 | 土木学会論文集F1(トンネル工学) |
巻・号・回 | Vol.70,No.3(特集号) |
発表年月日 | 2014/12/04 ~ 2014/12/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 真下 英人 |
トンネルチーム | 日下 敦 |
トンネルチーム | 河田 皓介 |
抄録 |
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併設トンネルの離隔距離をほとんど確保しない超近接トンネルを無導坑で掘削した時の挙動を明らかにするため,これまでに得られている施工時の計測結果の分析を行った.さらに,数値解析により後進坑の切羽通過時における中間地山の応力変化と先進坑の挙動との関係,土被り,離隔距離,地山の変形係数が支保工に作用する荷重に及ぼす影響について検討を行った.その結果,後進坑の掘削による影響は,先進坑の中間地山側の側壁部に大きく現れること,後進坑の切羽通過時には中間地山の応力が急激に変化し,先進坑の断面力が大きく増加すること.中間地山側の支保工に作用する荷重は,土被り,離隔距離,地山の変形係数の影響を大きく受け,支保工に全土被り荷重が作用する場合があることが明らかとなった. |