作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 二次元静的載荷実験の再現解析による山岳トンネルの耐震対策工の効果に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第43回岩盤力学に関するシンポジウム |
誌名 | 第43回岩盤力学に関するシンポジウム講演集 |
巻・号・回 | CD-ROM |
発表年月日 | 2015/01/08 ~ 2015/01/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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トンネルチーム | 日下 敦 |
トンネルチーム | 河田 皓介 |
トンネルチーム | 砂金 伸治 |
国総研 | 真下 英人 |
抄録 |
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地震時により山岳トンネルに発生した被害モードのひとつに,覆工天端部の圧縮破壊が挙げられる.本研究では,この被害モードを発生させると考えられる地山の水平圧縮変形を模擬した静的な二次元載荷実験および実験を模擬した数値解析を実施し,ロックボルト打設,炭素繊維シート貼付,単鉄筋補強といった対策工が発揮する効果について検討を行った.その結果,地山の水平圧縮変形が支配的となる変形モードに対しては,本来引張部材として期待されるロックボルト,炭素繊維シート,単鉄筋といった対策工を実施したとしても,これらの部材は天端部では圧縮応力を示すため,覆工天端部の圧縮破壊を抑制する補強材としての効果は期待しにくい可能性があること等が明らかとなった. |