国立研究開発法人土木研究所

論文・刊行物検索

利用者の方へ

詳細情報

発表 道路トンネルの点検結果に基づく変状実態に関する一考察

作成年度 2014 年度
論文名 道路トンネルの点検結果に基づく変状実態に関する一考察
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第20回地下空間シンポジウム
誌名 地下空間シンポジウム論文・報告集,第20巻
巻・号・回 第20巻
発表年月日 2015/01/23
所属研究室/機関名 著者名(英名)
トンネルチーム石村 利明
砂金 伸治
笹田 俊之
抄録
数10,146 箇所,総延長3,940km となっており,年々増加している.昨今,道路トンネルを含む社会資本ストックに対する適切な維持管理が求められている背景のもと,平成26 年6 月に国土交通省から道路トンネル定期点検要領1)~2)が発出された.今後,財源が制約される中で効率的に道路トンネルの維持管理を実施していくためには,トンネルが位置する路線の重要度や諸条件,管理者が要求する水準に見合った点検を行い,適切な診断,措置,記録といったメンテナンスサイクルを確立していくことが求められる.本報文では,今後の合理的な点検手法の検討を行うための基礎的資料を得ることを目的として,旧定期点検要領である道路トンネル定期点検要領(案)(平成14年)3)(以下、「旧定期点検要領」という.)に基づいて,これまで実施された複数の道路トンネルにおけるその時点での最新の定期点検結果をもとに,トンネルの諸条件と発生している変状との関係について分析を行った結果を報告する.具体には,道路トンネルの供用年数や施工方法の違いと発生している変状の関係を検討するとともに,現在,山岳トンネルの標準的な施工法であるNATM により構築されたトンネルを対象として支保構造の規模(地山等級(支保パターン))と変状の実態との関係について分析を行った.
ページの先頭へ

この画面を閉じる

Copyright (C) 2022 Independent Administrative Institution Public Works Research Institute