作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | ダム現地データから算出された物理環境に対する魚類の選択指数と既存の適性値との比較 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本陸水学会東海支部会 第18回総会・第17回研究発表会 |
誌名 | 日本陸水学会東海支部会 第17回研究発表会 講演要旨集 |
巻・号・回 | 第17回 |
発表年月日 | 2015/02/21 ~ 2015/02/22 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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独立行政法人 土木研究所 水環境研究グループ 自然共生研究センター | 小野田幸生 |
独立行政法人 土木研究所 水環境研究グループ 自然共生研究センター | 高木哲也 |
独立行政法人 土木研究所 水環境研究グループ 自然共生研究センター | 高岡広樹 |
独立行政法人土木研究所水環境研究グループ河川生態チーム | 崎谷和貴 |
独立行政法人 土木研究所 水環境研究グループ 自然共生研究センター | 藤森琢 |
抄録 |
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ダムによる土砂のせき止めに対する対策として、ダム下流への置き土や土砂バイパスなどの土砂供給が計画されることがある。これらの対策によって、物理環境(水深、流速、底質など)が変化するため、それに伴う生物への影響を予測・評価する必要がある。その手法の一つとして、生息場所の質と量の変化を定量化できるPHABSIM(Physical Habitat Simulation)の援用が考えられる。 このPHABSIM の重要な要素となるのが、物理環境の適性値であり、対象生物の物理環境要素の利用状況(選好性)を基に作成される。適性値は、対象生物の選好性を環境の質に反映できる長所を有する反面、利用できる物理環境の多寡によって変動する可能性があるという短所も有する。特に、ダムからの土砂供給が検討される地点では、物理環境に大きな偏りが見られることもあり、既存の適性値が利用できるか不明である。 既存の適性値の適用可能性が確認されれば、現地調査の省力化や確認されていない種に対する潜在的な影響の推測も可能となり、効率的な土砂供給の方法を検討することができる。 そこで、本研究ではPHABSIM の適用事例が多く、既存の適性値が利用しやすい魚類を対象に、ダム現地データから算出された選択指数と既存の適性値を比較した。これによって、既存の適性値の適用可能性について検討することを目的とした。 |