作成年度 | 2014 年度 |
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論文名 | 魚類の移動環境からみた河道内低落差構造物に関する一考察 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会平成26年度全国大会 第69回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会平成26年度全国大会 第69回年次学術講演会 |
巻・号・回 | |
発表年月日 | 2014/09/10 ~ 2014/09/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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河川生態チーム | 村岡敬子 |
河川生態チーム | 中西 哲 |
河川生態チーム | 萱場祐一 |
抄録 |
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河川には,治水や利水を目的とした様々な河道を横断する構造物が設置されており,これらによる魚類の遡上環境を改善するため「魚ののぼりやすい川づくり」等を通じ積極的に魚道が整備されている.これら構造物の中には落差が小さく魚の移動の阻害となっていないと考えられている構造物や,下流水位が高くなった際にに魚が移動できると判断されている構造物もある.しかしながら,底生魚や小型の魚種,あるいは幼魚など移動能力が小さい魚が,このような低落差の構造物を移動できるかについて十分な検討がなされていない.本研究では,国土交通省管理区間における低落差の構造物を対象に構造物の現状を整理するとともに,実物大模型実験の結果に基づき低落差の構造物における魚類の移動環境について考察した. |