作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 可搬型高出力X線によるPC箱桁現地可視化実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 北陸橋梁保全会議 |
誌名 | 第2回北陸橋梁保全会議 |
巻・号・回 | 10 |
発表年月日 | 2016/10/25 ~ 2016/10/26 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 大島義信 |
橋梁構造研究グループ | 吉田英二 |
橋梁構造研究グループ | 石田雅博 |
抄録 |
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土木研究所CAESARでは,東京大学と連携し,可搬型高出力X線によるPC桁の内部鋼材の可視化技術について研究開発を行っている。昨年11月,国内初となる現地可視化実験を実施したので,その結果を報告する。計測の対象は,ケーブルの破断及びグラウトの未充填が確認されている実際の3径間PC箱桁であり,箱桁内から下向きにX線を照射し,下床版を可視化している。ここでは,950keVの出力を有するX線装置を用い,損傷の範囲や程度が最も大きかったブロックの下床版の一面(撮影範囲約300mm×3000mmm)を選定した。その結果,下床版に配置されたより線の腐食状況が判別できる鮮明な画像が得られたものの,部材厚が大きく調査が困難な隅角部に対しては,補強により配置された外ケーブルが障害となり撮影が実施できなかった。発表では,上床版の不具合個所を橋面上から撮影した事例についても報告を行う。 |