作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 高力ボルト摩擦接合継手における接合面の塗装条件および暴露期間がすべり係数に与える影響の検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | 73 1 |
発表年月日 | 2017/02/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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首都大学東京大学院 | 村越潤 |
国土交通省 中部地方整備局 | 澤田守 |
大阪市立大学大学院 | 山階清永 |
大阪市立大学大学院 | 山口隆司 |
パシフィックコンサルタンツ株式会社 | 石原大作 |
抄録 |
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鋼橋工事では部材製作から塗装後,工程上,架設完了まで時間を要する場合もあり,高力ボルト摩擦接合継手の品質管理の上で,塗装後の部材放置期間が継手性能に与える影響について明らかにしておくことが重要と考えられる.本研究では,無機ジンクリッチペイントの塗膜厚や塗料会社などの塗装条件及び塗装後または組立後の放置期間をパラメータとしたすべり試験を実施し,それらのパラメータがすべり係数およびボルト軸力のリラクセーション特性に与える影響について検討を行った.その結果,塗料会社および放置期間によらず,すべり係数は設計すべり係数0.45を上回り,締付後の放置期間が長くなるとすべり係数が増加する傾向が確認された. |