作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 移動荷重を受ける鋼I桁ウェブガセット溶接部の応力性状 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | 72 2 |
発表年月日 | 2017/04/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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法政大学 | 森猛 |
法政大学 | 松井 |
首都高速道路 | 平野秀一 |
橋梁構造研究グループ | 原田英明 |
首都大学東京 | 村越潤 |
抄録 |
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主応力方向が変化する応力場にある面外ガセット溶接継手の疲労強度評価法を確立するために有効と考えられる,移動荷重を受ける鋼I桁ウェブガセット溶接部の応力性状を明らかにすることを目的とし,桁試験体の移動荷重下の応力測定試験と,それを対象とした有限要素応力解析を行っている.そして,梁理論ではせん断応力と主応力の方向は着目点において瞬時に変化・反転することになるが,実際には鉛直方向応力の影響で緩やかに変化する,最も大きい主応力が生じる溶接止端内の位置は,その直上近傍での荷重移動に伴って徐々に変化する,桁ウェブ上部にある溶接部では特に鉛直応力の影響が大きくなるために桁ウェブ下部にある溶接部よりも大きな主応力が生じる,などの結果が明らかとされている. |