作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 橋台部ジョイントレス構造の鋼-コンクリート接合部におけるスタッドと支圧の抵抗機構に関する実験的研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集A1(構造・地震工学) |
巻・号・回 | 73 1 |
発表年月日 | 2017/01/20 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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西日本高速道路 | 和田圭仙 |
橋梁構造研究グループ | 七澤利明 |
エイト日本技術開発 | 遠藤繁人 |
早稲田大学 | 小野潔 |
大阪工業大学 | 栗田章光 |
抄録 |
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橋台部ジョイントレス構造は,支承と伸縮装置の省略によりコスト縮減や維持管理の負担軽減等に資する構造であり,平成24年に改定された道路橋示方書において当該構造に係る規定が新たに導入されている.しかしながら,同構造のうち,鋼-コンクリート接合部については,地震時挙動に対する知見や具体的な照査方法が明らかでないことから,規定においては要求性能と設計照査の基本的な考え方が示されることにとどまっている.そこで本研究では,スタッドを用いた鋼-コンクリート接合部供試体の正負交番実験を行い,接合部のずれに伴うスタッドせん断抵抗とフランジ支圧抵抗の発現機構を明らかにするとともに,実験結果に基づき,接合部の設計で用いる限界点を提案した. |