作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 橋脚のRC巻立て補強における高強度鉄筋の適用がアンカー定着特性と補強効果に及ぼす影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 構造工学シンポジウム |
誌名 | 構造工学論文集 |
巻・号・回 | Vol.63A |
発表年月日 | 2017/04/22 ~ 2017/04/23 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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橋梁構造研究グループ | 鬼木浩二 |
株式会社ビービーエム開発本部 | 井上崇雅 |
橋梁構造研究グループ | 中尾尚史 |
阪神高速道路(株) | 篠原聖二 |
橋梁構造研究グループ | 岡田太賀雄 |
抄録 |
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既設橋に対するRC巻立て耐震補強工法において、軸方向鉄筋にSD490の高強度鉄筋を用いる場合を対象とし、既設フーチングへの定着特性を繰返し載荷の定着試験により検証した。そして、SD490のフーチングへの定着長及び設置間隔が定着特性に及ぼす影響について明らかにした。その定着試験に基づき定着機能が検証された定着長及び設置間隔を確保することを前提条件として、SD490を軸方向鉄筋に用いて補強したRC巻立て壁式橋脚の正負交番載荷試験により、軸方向鉄筋のアンカー定着特性と補強効果について検証を行った。そして、鉄筋の抜け出しが生じず、所定の耐力まで耐力向上したことから、定着機能が十分に確保でき、補強効果があることを明らかにした。 |