作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 暴露40ヶ月後の混和材を多量に用いたコンクリートの中性化抵抗性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート工学年次大会2016 |
誌名 | コンクリート工学年次論文集 |
巻・号・回 | 38 1 |
発表年月日 | 2016/07/06 ~ 2016/07/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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材料資源研究グループ | 中村英佑 |
材料資源研究グループ | 栗原勇樹 |
材料資源研究グループ | 古賀 裕久 |
抄録 |
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高炉スラグ微粉末やフライアッシュの混合率の異なるコンクリートの暴露40ヶ月後の中性化深さを測定し,実環境下での中性化抵抗性と評価方法を検討した。混和材の混合率が高いと,環境条件にかかわらず,中性化深さが大きくなったが,雨掛かりのある屋外では中性化速度係数が経時的に減少した。また,高炉スラグ微粉末の混合率が高い場合に既存の有効水結合材比を用いた予測式では中性化速度係数を過小に評価することが多くあったため,有効水結合材比の計算方法の修正案を示した。さらに,試験時のCO2濃度の差を補正することによって促進中性化試験から屋外での中性化深さを推定できる可能性があることが分かった。 |