作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | CO2 排出削減を目指したアスファルト混合物の評価 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | アスファルト |
巻・号・回 | 232 |
発表年月日 | 2016/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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iMaRRC | 川島陽子 |
iMaRRC | 新田弘之 |
舗装チーム | 川上篤史 |
抄録 |
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低炭素社会の早期実現に向け,各分野においてCO2排出量の削減技術・工法の開発が進められている。舗装分野でも,低炭素化に有効と考えられる技術が材料や施工の面から多く実用化されている。しかし,これらの舗装技術は,元々は施工効率やリサイクル性能の向上などを主な目的として開発されてきたため,CO2排出量削減の観点からの取り組みは十分とは言えない。そのため,土木研究所ではCO2 排出抑制効果を高めるための舗装技術の開発および評価手法に関する研究を実施してきた。民間会社との共同研究により,いくつかの技術はこれまで以上にCO2 排出量を削減することが可能となった。本報告では,舗装技術に関するCO2 排出量原単位の新たな作成方法の概要について説明し,従来の舗装技術のCO2 排出量原単位について示すとともに,この作成方法に基づき算出した現在流通している中温化資材の原単位を示す。その上で,開発した中温化技術等の低炭素舗装技術のCO2 排出量削減効果について報告する。 |