国立研究開発法人土木研究所

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発表 土木分野における複合材料のニーズ

作成年度 2016 年度
論文名 土木分野における複合材料のニーズ
論文名(和訳)
論文副題
発表会 関西FRPフォーラム平成28年度公開講演会
誌名 関西FRPフォーラム平成28年度公開講演会
巻・号・回  
発表年月日 2017/02/07
所属研究室/機関名 著者名(英名)
iMaRRC百武壮
抄録
高齢化が進む社会インフラについて、長寿命化のための補修材料や耐久性高い材料の開発など、土木材料分野における研究開発に対する社会的ニーズが変わりつつある。平成26年度に総合科学技術・イノベーション会議が創設した戦略的イノベーション創造プログラムにおいて、「インフラ維持管理・更新・マネジメント技術」が設定され、府省連携体制で先端材料研究が活発化している。これらを受け、先端的な材料のシーズ研究を実用化する研究開発に対応するため、国立研究開発法人土木研究所は平成27年4月1日に「先端材料資源研究センター(Innovative Materials and Resources Research Center(iMaRRC))」を設立した。 本講演では、これまでのiMaRRCにおける先端材料・複合材料に関する研究開発に関して、FRPの土木構造物への適用事例と、シーズ研究実用化の例としてのコンクリートのひび割れを可視化する高分子材料について報告する。また、社会インフラに資する複合材料に対するニーズの例として、ゴム引き布を用いたゴム堰の長期耐久性検討について紹介するほか、本年度からプロジェクト研究課題として開始した新しいトンネルのはく落防止材料について、FRPシートの適用可能性を含めて話題提供する。
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