作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 表面被覆の施工範囲が塩害環境における鉄筋の腐食状態に与える影響 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | コンクリート構造物の補修、補強、アップグレードシンポジウム |
誌名 | コンクリート構造物の補修、補強、アップグレード論文報告集 |
巻・号・回 | 16 |
発表年月日 | 2016/10/13 ~ 2016/10/14 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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iMaRRC | 佐々木厳 |
iMaRRC | 加藤智丈 |
コニシ(株) | 熊谷慎祐 |
iMaRRC | 櫻庭浩樹 |
iMaRRC | 西崎到 |
抄録 |
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塩害等による鉄筋腐食への対策として,劣化因子の浸入を遮断するための表面被覆工が適用されている.実際の構造物では表面被覆により外表面を完全密閉することはできず,水分を介した移流や拡散による塩化物を遮蔽することはできても,水蒸気や酸素といった気体の劣化因子を遮断することは困難である.本研究では,表面被覆を施したRC供試体の室内試験および屋外暴露において,被覆面に開孔部を設けた場合の内部鉄筋の腐食環境を観測した.その結果,供試体の外周を未塗装部や欠陥なく完全密閉しない限り酸素を遮断することは困難であることを確認した. |