作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | インドネシア産天然アスファルトを用いたグースアスファルト混合物の性状について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会全国大会2017 |
誌名 | 土木学会年次学術講演会講演概要集 |
巻・号・回 | 71 |
発表年月日 | 2016/09/07 ~ 2016/09/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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大成ロテック(株) | 平川一成 |
舗装チーム | 川上篤史 |
iMaRRC | 佐々木厳 |
舗装チーム | 久保和幸 |
抄録 |
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鋼床版舗装の基層に広く用いられているグースアスファルト混合物は,床版面の水分影響を無くすため水密性を有すると供に,表層のひび割れを防ぐためにたわみ追従性を有する重要な役割を果たしている。しかし,グースアスファルト混合物に用いられているトリニダットレイクアスファルト(以下,TLA)は,これまでに十分な施工実績をもつ素材である反面,南米の限られた場所でしか採掘できないこと,輸送距離が非常に遠距離であること,硬質な固体であることから混合物の製造時には作業性に難があること,独特の臭気によりプラントや現場周辺の地域住民から苦情を受けることがある,といった短点を抱えている。そこで筆者らは,現在鋼床版には用いられていないインドネシア産天然アスファルト素材(AsButon)に着目し,その物理化学性状や混合物性状等の物性試験を実施した。その結果から従来のTLA が抱える短点を改善できる可能性が示唆された.本報ではその結果について報告する。 |