作成年度 | 2016 年度 |
---|---|
論文名 | コンクリート中における接着系あと施工アンカーの接着挙動に関する検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 「あと施工アンカーの耐久性評価と設計方法の高度化」に関するシンポジウム |
誌名 | |
巻・号・回 | JCI-C90 |
発表年月日 | 2016/06/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
iMaRRC | 冨山禎仁 |
iMaRRC | 西崎 到 |
抄録 |
---|
ACI355.4‐11に規定されるスライス試験片を用いた押抜試験方法をもとに,反力板の開孔部径や載荷方向等の条件を変えて接着系あと施工アンカーの接着挙動を評価し,各種条件が結果に及ぼす影響について検討した。その結果,試験片の採取部位や載荷方向の違いによる結果の有意差は認められなかった一方で,この試験方法では,アンカー接着剤の充填不良による影響を受けやすいことが示唆された。アンカーをコンクリート円柱に打設し,スライスせずに行う引抜試験では,スライス試験片による方法に比べて結果のばらつきが小さく,接着系あと施工アンカーの接着挙動の評価により適している可能性が明らかとなった。 |