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発表 環境にやさしい塗膜はく離剤工法による塗り替え塗装適正の評価―沖縄暴露試験10年半後の結果―

作成年度 2016 年度
論文名 環境にやさしい塗膜はく離剤工法による塗り替え塗装適正の評価―沖縄暴露試験10年半後の結果―
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第39回鉄構塗装技術討論会
誌名 鉄構塗装技術討論会発表予稿集
巻・号・回 39 
発表年月日 2016/10/19 ~ 2016/10/20
所属研究室/機関名 著者名(英名)
インバイロワンシステム(株)臼井 聡
iMaRRC冨山禎仁
抄録
わが国には、橋長25m以上の鋼道路橋はおよそ70,000橋以上あり、すでに橋歴40年以上の高齢橋が増えつつある。また、近年の財政事情において公共事業費も大幅に削減されている中、現在最も多く適用されている一般塗装系をより耐久性の優れた重防食塗装系に塗り替え、鋼道路橋の防食LCC(Life Cycle Cost)を削減することが必要である。塗替え塗装時の旧塗膜の除去並びに素地調整は、従来から用いられている電動工具処理やブラスト処理などの機械的工法では、塗膜ダストの飛散や騒音などの課題がある。このため、塗膜を湿潤な状態で除去し塗膜ダストを生じず、有害な塩素系有機溶剤を含まない環境にやさしいはく離剤が開発された。このはく離剤で塗膜除去した後に重防食塗装を行った際の塗膜の耐久性評価を沖縄県大宜味村で屋外暴露試験を継続している。これまでに暴露2年後の結果を第30回鉄構塗装技術討論会で、5年後の結果を第33回鉄鋼塗装技術討論会で、1)7年後の結果を第35回の鉄鋼塗装技術討論会で報告している。今回は暴露10年半後の結果について報告する。
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