作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 土地区画整理事業に向けた流水性イシガイ類の一時的対比場所の検討~移植後2年間の成長・生残・流出の記録から~ |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 応用生態工学会 第20回大会(東京大会) |
誌名 | 応用生態工学会第20回研究発表会講演集 |
巻・号・回 | 9 |
発表年月日 | 2016/09/02 ~ 2016/09/05 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 永山滋也 |
NPO法人ふるさと自然再生研究会 | 塚原幸治 |
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ河川生態チーム | 萱場祐一 |
抄録 |
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流水性イシガイ類4 種が約5,500 個体生息すると推定された岐阜県関市のA地区では、土地区画整理事業が予定されており、現在、一部が着工されている。これにより、今後、同地区内の水路は埋め立てられ、新しい水路が整備される。新しい水路の構造については、イシガイ類の生息を考慮し、別途技術的検討が行われている。一方で、水路の建設中にイシガイ類をどこに待避させるべきかという問題がある。本研究では、異なる3 つの候補地においてイシガイ類の移植実験を行った。そして、2 年間にわたる調査からイシガイ類の成長、生残、流出の候補地間での差異、それらの季節性を明らかにし、一時的な待避場所および移植手法について検討した。 |