作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 洪水に伴う砂礫内への種子供給とそれが初期植生の成立に与える影響について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 植生学会第21回大会 大阪大会 |
誌名 | 植生学会第21回大会 講演要旨集 |
巻・号・回 | 10 |
発表年月日 | 2016/10/22 ~ 2016/10/25 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 大石哲也 |
芝浦工業大学 | 宮本仁志 |
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 大槻順朗 |
抄録 |
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近年、砂礫州が草地や樹林地で覆われることが多くなった。草本や樹木が生育するためには、少なくともそれらの種子が土壌に存在することが必要不可欠である。しかし、これまでのところ砂礫州内の土壌中に種子がどの程度違いがあるのかといった基本的な問題に取り組む研究は少なく、土壌の種子と河川植生との関係についてはあまり知られていない。洪水に伴う砂礫州への種子供給は、洪水の減水期において種子の沈降速度に依存するとの検討例がある一方で、沈降速度の異なる種子が土壌中に不均質に分散していることも多い。このことは砂礫内への種子供給が土砂移動特性や河床表面上の構造や乱れなどに関係しているのではないかと推察される。 |