作成年度 | 2016 年度 |
---|---|
論文名 | ダムからの排砂前後における付着藻類の変化に関する調査報告 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 日本陸水学会東海支部会第20回総会・第19回研究発表会 |
誌名 | 日本陸水学会東海支部会第19回研究発表会 講演要旨集 |
巻・号・回 | 2 |
発表年月日 | 2017/02/11 ~ 2017/02/12 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 宮川幸雄 |
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 末吉正尚 |
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 小野田幸生 |
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 堀田大貴 |
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ河川生態チーム | 萱場祐一 |
抄録 |
---|
ダム湖への土砂の堆積は、ダムの治水能力を低下させるだけでなく、下流への土砂供給量の減少により、河床の低下および粗粒化を進行させる1)。これに対し、堆積した土砂を人工的にダムから流下させるための様々な技術が開発され、それらを用いた排砂対策が試験的なものも含めて全国で実施されている。しかし、人工的な排砂は、砂の粒径、排砂量が自然のものとは異なる場合がほとんどであり、下流の河床環境はダム建設前のものともダムからの土砂供給前のものとも異なる可能性がある。このため、モニタリング調査を通じて排砂後のダム下流環境の経過を観測する必要があるが、ダムからの排砂が本格的に実施された時期は最近であるケースが多く、モニタリングデータがまだ少ないのが現状である。本研究では、事例報告として、ダムからの排砂が本格的に実施されはじめたダムを対象に、排砂前後における付着藻類の変化について、調査内容の紹介と経過報告を行う。 |