作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | コンクリート護岸ブロックのテクスチャーに関する定量的な景観評価方法の提案 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第44回関東支部技術研究発表会 |
誌名 | 第44回土木学会関東支部関東支部技術研究発表会概要集 |
巻・号・回 | 3 |
発表年月日 | 2017/03/07 ~ 2017/03/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ自然共生研究センター | 手代木賢治 |
(公社)全国土木コンクリートブロック協会 | 尾崎正樹 |
国立研究開発法人土木研究所水環境研究グループ河川生態チーム | 萱場祐一 |
抄録 |
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河川工事において頻繁に用いられるコンクリート護岸ブロック(以下,護岸ブロック)は,特に中小河川においては河川景観に占める割合が大きくなる.そのため,使用する護岸ブロックには適切な配慮事項が求められている.「多自然川づくりポイントブックⅢ」(H23.10 月)では,「護岸が露出する場合には,護岸の明度・彩度,色彩,テクスチャー(質感),素材の大きさなどに留意する」ことが示され1),平成26 年3 月に改訂された「美しい山河を守る災害復旧基本方針」では,護岸ブロックの明度による評価方法の概略が示され2),現場への適用が進んでいる.しかしながら,明度以外の留意事項については定量的な評価基準が無いため,現場において混乱が生じている.本研究では,上記の基本方針に示された留意事項のうち,「テクスチャー」の定量的な評価方法の開発および評価基準の確立を目的としている.ここでは,護岸ブロックのテクスチャーについて概略を示すとともに,デジタルカメラデータを用いた簡易的な評価方法について検討した結果を述べる. |