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発表 活性汚泥処理におけるノニルフェノール(NP)の除去特性

作成年度 2016 年度
論文名 活性汚泥処理におけるノニルフェノール(NP)の除去特性
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第53回下水道研究発表会
誌名 第53回下水道研究発表会講演集
巻・号・回 53 -
発表年月日 2016/07/26 ~ 2016/07/28
所属研究室/機関名 著者名(英名)
水環境研究グループ水質チーム小森行也
水環境研究グループ水質チーム岡本誠一郎
水環境研究グループ水質チーム南山瑞彦
抄録
平成24年8月22日、ノニルフェノール(NP)が水生生物の保全を目的とした環境基準項目(基準値・生物特A:0.0006mg/L)として追加された。今後、NPについて排水規制の設定が予想されるが、下水処理場は排水規制の対象となることから、下水処理におけるNP除去特性の把握が必要である。NPは、界面活性剤のノニルフェノールエトキシレート(NPEO)が好気条件下で生物分解し、エトキシ鎖の短いNPEO、又は、エトキシ鎖の短いノニルフェノールエトキシ酢酸(NPEC)になり、その後、嫌気条件下の汚泥処理によりNPとなることが知られている1)。このためNPの調査においては前駆物質であるNPEO、NPECもあわせて調査することが重要となる。本調査は、下水処理におけるNP除去特性の把握を目的として、NPを添加した流入下水を用い我が国の多くの下水処理場で採用されている標準活性汚泥法による下水処理実験を行い、活性汚泥処理プロセスにおけるNP類(NP、NPEO、NPEC)の挙動把握を行った
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