作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 溶存態金属の濃度が高い下水処理水を対象としたミジンコ2種への影響の調査と毒性同定評価試験の適用 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第53回環境工学研究フォーラム |
誌名 | 土木学会論文集G(環境)(環境工学研究論文集第53巻) |
巻・号・回 | 72 7 |
発表年月日 | 2016/12/06 ~ 2016/12/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水環境研究グループ水質チーム | 真野浩行 |
水環境研究グループ水質チーム | 武田文彦 |
水環境研究グループ水質チーム | 南山瑞彦 |
抄録 |
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溶存態の金属濃度が高い二次処理水に対してニセネコゼミジンコとオオミジンコの生物応答を用いた排水試験を実施した.試験結果から対象の二次処理水によるニセネコゼミジンコへの影響が確認された.オオミジンコへの影響は確認されなかったことから,調査対象の二次処理水に対するニセネコゼミジンコの感受性はオオミジンコよりも高いことが示された.次に,二次処理水に含まれる生物影響の原因物質を推定するために毒性同定評価試験を実施したところ,陽イオン金属とアンモニアが原因物質として推定された.推定された原因物質の生物影響を水質分析結果から検討したところ,ニッケルの生物影響が示された.本研究で用いた二次処理水では,毒性同定評価試験により下水処理水の溶存態の陽イオン金属の生物影響を検出できた. |