作成年度 | 2016 年度 |
---|---|
論文名 | 下水二次処理水を対象としたオゾン・凝集・セラミック膜処理プロセスにおけるメダカP4501A1遺伝子発現の抑制効果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第53回環境工学研究フォーラム |
誌名 | 第53回環境工学研究フォーラム講演集 |
巻・号・回 | 53 - |
発表年月日 | 2016/12/06 ~ 2016/12/08 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
水環境研究グループ水質チーム | 北村友一 |
京都大学大学院 | 林東範 |
京都大学大学院 | 中田典秀 |
メタウォーター | 加藤康弘 |
水環境研究グループ水質チーム | 南山瑞彦 |
抄録 |
---|
下水を起源とする再生水の安全性の評価のためには、再生水中に存在する個別の化学物質の実態把握に加え、再生水が水生生物に与える影響を把握する視点も重要である。そこで、モデル生物としてメダカを用い、水中の化学物質汚染のマーカーとなるP4501A1遺伝子発現を指標とし、下水二次処理水を対象とするオゾン・凝集・セラミック膜処理プロセスでのメダカ鰓のP4501A1遺伝子発現の抑制効果の評価を行った。その結果、P4501A1遺伝子発現は、活性汚泥処理により流入下水曝露区の約4分の1、さらにオゾン処理後は活性汚泥処理曝露区の約16分の1となり脱塩素水道水と同程度となった。オゾン処理はP4501A1遺伝子発現影響を低減できることが明らかとなった。 |