作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 湾曲部の河道形状が河川津波の遡上に及ぼす影響に関する実験的検討 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成28年度全国大会第71回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会第71回年次学術概要集第Ⅱ部門 |
巻・号・回 | 9 2 |
発表年月日 | 2016/09/07 ~ 2016/09/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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水理チーム | 石神 孝之 |
水理チーム | 本山 健士 |
水文チーム | 笛田 俊治 |
抄録 |
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東日本大震災においては、海岸部の被害だけでなく、河川を遡上・流下した津波(河川津波)によって、河川堤防等及び沿川流域で甚大な被害が生じた。このため、今後の河川管理においては、洪水や高潮だけでなく津波を計画的防御の対象として位置づけられることになり、検討や研究・開発が必要な事項として、堰や水門のゲート設計を行う際に必要となる河川津波の流体力を求める計算手法等の開発を進める必要があるとされている1)。本研究は、改訂が予定されている「ダム・堰施設技術基準(案)」において例示される河川津波を設計外力とした場合に水門・樋門等のゲートに作用する波力(波高)について、湾曲部の河道形状(平面および横断)による影響を考慮して算定することを目的に、水理模型実験を行って検討した。 |