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発表 熱赤外線カメラを用いたグラウンドアンカーの点検

作成年度 2016 年度
論文名 熱赤外線カメラを用いたグラウンドアンカーの点検
論文名(和訳)
論文副題
発表会 第13 回地盤工学会関東支部発表会GeoKanto2016
誌名 第13 回地盤工学会関東支部発表会GeoKanto2016論文集
巻・号・回  13
発表年月日 2016/10/21
所属研究室/機関名 著者名(英名)
地質・地盤研究グループ施工技術チーム横山 一輝
地質・地盤研究グループ施工技術チーム近藤 益央
地質・地盤研究グループ施工技術チーム藤田 智弘
地質・地盤研究グループ施工技術チーム宮武 裕昭
抄録
グラウンドアンカー(以下、アンカーと略)の維持管理は、遠望目視を主体とする日常点検、近接目視や打音等の近接点検、さらに高度な健全性調査を段階的に行い、措置を実施する1)。しかし遠望目視では、外観には現れない異常を見逃してしまう恐れがある。そこで筆者らは、近年熱赤外線映像法2)による吹付のり面老朽化診断で利用されている熱赤外線カメラを、アンカーの遠望目視による日常点検と併用することで、それほど労力を増やさずに、異常の見逃しを減らし、点検精度を向上できるのではないかと考えた。特に湧水の存在はアンカーの腐食破断の要因であり、熱赤外線カメラで撮影した表面温度分布画像の利用が、湧水の影響を受けるアンカーを検出する点検方法として適用できるかを検討したので報告する。
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