作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 建設発生土等の長期的な品質管理向上技術に関する研究について |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 第71回土木学会年次講演会 |
誌名 | 第71回土木学会年次講演会講演概要集 |
巻・号・回 | 71 |
発表年月日 | 2016/09/07 ~ 2016/09/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国土交通省国土技術政策総合研究所 社会資本マネジメント研究センター 社会資本システム研究室 | 森 芳徳 |
地質・地盤研究グループ施工技術チーム | 井上 玄己 |
宮武 裕昭 |
抄録 |
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リサイクルの推進により建設発生土の利用率は年々増加している.平成24年度の現場での発生土利用率は9割近くなっている.一方,首都圏を中心に,東京外かく環状道路等の大規模事業の実施等により,今後,更に建設発生土の増大が見込まれている.これらの発生土の多くは,工区外に搬出する必要があるが,受入れ先の確保が困難な状況となっている.また,高含水比の発生土も多く,現場で利用する場合は,固化材を混合して品質を改良する等の対策が必要である.建設発生土利用の増加に伴う品質確保の課題は,国土交通省道路局における道路土工構造物技術基準制定の背景の一つとしても取り上げられている.土木研究所では2015年度から,建設発生土を対象に長期的な安定性・耐久性向上に向けた施工技術及び品質管理手法に関する研究に着手した.ここでは,研究の全体概要と現場の実態等について調査した結果を報告する. |