作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | ALOS/PALSARデータを用いた時系列干渉SAR解析による5基のロックフィルダムの外部変形計測 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 土木学会論文集 |
巻・号・回 | 12 |
発表年月日 | 2016/12/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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国総研 | 佐藤弘行 |
土木研究所 | 山口嘉一 |
国際航業 | 佐藤渉 |
抄録 |
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本論文では,ダム等の長寿命化に資する効果的・効率的な変位モニタリング手法の開発を目的として,陸域観測技術衛星「だいち」に搭載されたLバンド合成開口レーダ「PALSAR」の1シーンに含まれる5基のロックフィルダムを対象に,北行・南行軌道各14シーンを用いた時系列干渉SAR解析を行い,約4年間の堤体の外部変形量を計測した.既存のGPS・測量の計測点において,時系列干渉SAR解析とGPS・測量による外部変形量を比較したところ,時系列干渉SAR解析による外部変形量はGPS・測量の結果と良好に一致し,二乗平均平方根誤差(RMSE)の平均は約5mmとなった.また,ダム堤体斜面に対する衛星視線方向の角度や入射角の観測条件が外部変形量の計測誤差あるいは計測誤差のばらつきに及ぼす影響を明らかにした. |