作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 軟弱地盤・盛土部におけるコンクリート舗装の供用性調査結果 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | |
誌名 | 舗装 |
巻・号・回 | 7 |
発表年月日 | 2016/07/01 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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(国研)土木研究所 | 高木 亮一 |
(国研)土木研究所 | 渡邉 一弘 |
(国研)土木研究所 | 久保 和幸 |
抄録 |
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本検討では,軟弱地盤・盛土部におけるコンクリート舗装の供用性の把握を目的とし,長期供用されてきた現道のコンクリート舗装区間を抽出し,盛土高や軟弱地盤といった地盤条件の影響,盛土の均質な施工に影響を及ぼしうる地下の横断構造物の存在と供用性の関係について検討した.その結果,盛土高と供用後の路面の沈下量の関係には関係がありうることが分かったが,沈下量と供用性の間には関係は見いだせなかった.これにより,土工が均質に施工され局所的な沈下が発生しないような通常の盛土区間では,コンクリート舗装も十分採用可能であると考えられる.ただし,横断構造物の存在により不均質な締固め・沈下等が発生した場合,コンクリート版にひび割れが発生しやすくなることが分かった. |