作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 高速電気探査装置を用いた現場計測事例 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第134回(平成28年度春季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 5 134 |
発表年月日 | 2016/05/16 ~ 2016/05/18 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 地質・地盤研究グループ | 木佐貫 寛 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
地圏探査技術研究所 | 今村 杉夫 |
モニー物探 | 坂西 啓一郎 |
抄録 |
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従来の電気探査計測装置は単点通電・多点受信が主流であったが,通信技術の一種であるCDMT法を用いることで,同時多点通電・多点受信が可能となった.このため,従来の手法と比べると,計測時間を大幅に短縮化することができ,そのため作業性を大幅に向上させることが可能となり,調査に必要な経費を削減できることが期待される.本稿では,高速電気探査装置を2次元探査に適用したところ,二極法における減衰曲線の交差や複数展開における減衰曲線の接続の際に,接続部に段差が生じることが見られた.減衰曲線の交差は,実計測に基づく波形情報から直接分離することで改善されることを確認したが,減衰曲線の段差に関しては原因を特定することができなかった.今後,計測システムを再確認し,原因を特定することが必要である. |