作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 模擬堤防を用いた水の浸透モニタリング |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第135回(平成28年度秋季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 10 135 |
発表年月日 | 2016/10/26 ~ 2016/10/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 地質・地盤研究グループ | 木佐貫 寛 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 尾西 恭亮 |
抄録 |
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不飽和地盤に水が浸透することで比抵抗値が変化することは一般的に知られており、同時多点通電法を用いた高速電気探査装置を使うことで、時間分解能が上がり、その浸透過程を詳細に把握できるようになった。今回は、不飽和地盤に水が浸透することによる比抵抗変化を計測すると同時にS波速度の変化についても検証した。S波速度は地盤の剛性と関係があることから、明瞭な速度低下が認められれば、今後、防災に役立てることができる。比抵抗トモグラフィにより水の浸透を評価し、その結果とS波トモグラフィの結果を比較することで、不飽和地盤における水の浸透の影響について検証した。その結果、10%程度のS波速度低下を検出することができた。ただし、明瞭な速度低下を示した箇所は一部であり、室内試験や時期を変えて計測するなど、さらなる検証が必要である。 |