作成年度 | 2016 年度 |
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論文名 | 地中レーダーの稠密探査記録におけるCMP重合処理 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第135回(平成28年度秋季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 10 135 |
発表年月日 | 2016/10/26 ~ 2016/10/28 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 地質・地盤研究グループ | 尾西 恭亮 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 木佐貫 寛 |
Radar Portal System | Reeves Bryan |
抄録 |
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マルチチャンネル地中レーダー記録に対しCMP重合を適用し,効果と問題点を議論した.マルチチャンネル記録は相対位置が高品質で保たれることから,CMP重合効果が認められた.しかし,重合数が限定されることから実用上は走査回の異なる記録の重合が必要であり,探査位置精度のさらなる高精度化が求められる.長いオフセットの記録は浅部構造へのs/nが低いため,CMP重合効果は比較的深部に対してのみ望める.地中レーダーのアンテナは波長相当の大きさを有しており,精度向上のためには解析に用いるオフセットの選択方法を確認する必要がある. |