作成年度 | 2017 年度 |
---|---|
論文名 | 複合型地盤改良技術に要求される建設機械の性能に関する研究 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 平成29年度建設施工と建設機械シンポジウム |
誌名 | 平成29年度建設施工と建設機械シンポジウム論文集・梗概集 |
巻・号・回 | 11 |
発表年月日 | 2017/11/08 ~ 2017/11/09 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
---|---|
先端技術チーム | 田中 洋一 |
先端技術チーム | 藤野 健一 |
先端技術チーム | 梶田 洋規 |
抄録 |
---|
現在の軟弱地盤対策は,コスト縮減・工期短縮の面からセメントなどの固化材を用いた地盤改良技術の果たす役割が大きくなっている。固化材を用いた地盤改良技術の一つである深層混合処理工法は,改良体の強度を改善することによる高強度化が実現され,低改良率により施工時のコスト縮減が図られてきた。しかし,さらなる地盤改良にかかるコストの縮減や工期短縮を図るために低改良率が進むことで,盛土等の土工構造物による不同沈下量が大きくなり,土工構造物の安定性確保が難しくなる。そのため,軟弱地盤対策を必要とする現場では,深層混合処理工法とあわせて盛土等の土工構造物の下にサンドマット工法やジオテキスタイル工法を組合せることで,不同沈下量を抑制する事例が多くなっている。本研究では,深層混合処理工法に不同沈下量を抑制するために,表層混合処理工法を組合せた複合型地盤改良技術を提案し,複合型地盤改良技術に対して求められる建設機械の要求性能を明確にする。そして,複合型地盤改良技術に必要となる施工機械および施工方法について明らかする。 |