作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 河川堤防統合物理探査における不均質構造のスケール把握の重要性 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第136回(平成29年度春季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 6 136 |
発表年月日 | 2017/06/05 ~ 2017/06/07 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
抄録 |
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河川堤防へ統合物理探査を適用する場合,河川堤防と支持層が本来的に有する小スケールの不均質性に留意する必要がある.物理探査は平均的でかつ非ユニークな解を提供するので,地質学的・地質工学的モデルに基づいた合理的な解釈を加えることが重要である.土質ボーリングや原位置試験は局所的な物性情報しか提供せず,それらから全体を類推することはほとんど不可能であり,統合物理探査結果をそれに牽強付会することは適切ではない.それらについて事例を紹介し,統合物理探査の意義と方法を強調する. |