作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 極小微動アレイと表面波探査法による位相速度の比較: 極小微動アレイ短波長側の解析限界把握に向けて |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 物理探査学会第137回(平成29年度秋季)学術講演会 |
誌名 | 物理探査学会学術講演会講演論文集 |
巻・号・回 | 11 137 |
発表年月日 | 2017/11/08 ~ 2017/11/10 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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産業技術総合研究所 | 長 郁夫 |
産業技術総合研究所 | 横田 俊之 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 稲崎 富士 |
土木研究所 地質・地盤研究グループ | 尾西 恭亮 |
抄録 |
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極小(<半径1m)微動アレイ(MMA)による短波長側の解析限界を明らかにするための基礎資料として,MMAによる位相速度と表面波(SW)探査で得られる位相速度とを比較した。地表面が土のサイトとして選んだ2測線沿いの複数の地点で比較を行った。その結果,MMA法による位相速度は10Hz以上の高周波数帯域で一般にSW法による位相速度を大き目に評価することが分かった。10-20Hzで徐々に乖離が大きくなり,20Hzで平均20%程度過大評価した。ただしこの相違はMMA法とSW法とで高次モードの取り扱いが異なることが原因かもしれないので,今後は速度構造の推定に基づいてさらに適切な比較を実施する予定である。 |