作成年度 | 2017 年度 |
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論文名 | 河川堤防のり面の進行性破壊に関する大型模型実験 |
論文名(和訳) | |
論文副題 | |
発表会 | 土木学会第72回年次学術講演会 |
誌名 | 土木学会第72回年次学術講演会 |
巻・号・回 | 72 72 |
発表年月日 | 2017/09/11 ~ 2017/09/13 |
所属研究室/機関名 | 著者名(英名) |
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土木研究所 | 東 拓生(Azuma Takuo) |
土木研究所 | 秋場 俊一(Akiba Shunichi) |
土木研究所 | 石原 雅規(Ishihara Masanori) |
土木研究所 | 佐々木 哲也(Sasaki Tetsuya) |
抄録 |
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河川堤防の浸透に対する安全性照査においては,河川水位や降雨の外力を与えた非定常浸透流解析を実施し,得られた浸潤線をもとに円弧すべり計算を行うほか,局所動水勾配等によってパイピングや盤ぶくれの評価を行うこととなっている.しかし,実際の河川堤防の被災事例をみると,のり尻の比較的浅い部分が崩壊した後,のり面上部に進行する変状発生事例もみられることが把握されている.この進行性破壊は,発生条件や発生メカニズムについて未だ不明な点が多く,その評価手法は現時点では確立されていない状況にある.筆者らの研究グループでは,これまでにのり尻部を対象とした小型模型実験1)等により,進行性破壊の発生条件(堤体材料の物性,のり面勾配,のり尻付近の動水勾配等)について検討を行ってきたが,堤体全体の進行性破壊をより詳細に把握するため,大型模型実験を行った. |